2012年01月
2012年01月28日
確認
先日、といっても昨年12月のことでありますがTVでよく見憶えのある場所がちらほら出てくるドキュメンタリー番組がありまして、それをじっくり集中して見ていたN。そのあと地図でその場所やバスや電車の路線を確認したり…。で、とうとう実際にその場所を自分の足で辿(たど)ってみたくなったわけでありまする。JRで三ノ宮まで、そこでお昼を済ませて地下鉄に乗って北区の某駅まで。そのあとその駅に連結している私鉄に乗ればすぐ行ける駅もあるのにわざわざ市バスに乗り換えて見憶えのある道をどんどん歩いていきます。
そしてなんと辿り着いたのはちょっとへんぴな山の上にある某高級高齢者入所施設(なんでやねん)。入所金が何千万もするかなりお高いそんなところには天地がひっくり返ってもご縁のない(きっぱり)私とNがその建物のまわりを怪しくない程度にしばしウロウロ。そのあとNの希望の路線をただひたすら辿ってようやくJRの神戸駅まで。ほっとしました。そこから一気に新快速で帰阪、そして一目散で自宅まで。寒かった~。でもたまにはこんなのも面白かったりするんですよね。
二種
それほど難しいことはなくて普段家庭で主婦がしているようなことをやって下さったらいいんですよと言われ、入浴介助っぽいことや一週間分のお金の集計やらいろいろすることも限りなくあるわけでありますが、特に夕飯をつくるのも週一くらい何とかなると思いきや、やはり慣れるまではまだまだちょっと肩から力が抜けてくれません。メンバーさん4人と朝までお泊りされるもう一人の支援員さんと私の6人分の食事をここのところ毎回作ってます。お台所はどちらがしてもいいのだけれど「greenさん、今日も作って下さる?」と言われたら今日はあなたがどうぞとはまだ言えない新米さんでありまする。(ちょっとひねた新米ですけれど…)
近頃はNとおいちゃんの3人分しか作っていないしもともとそれほどレパートリーもあるわけでなし、材料費も限られているので毎回ドキドキしてます。もうあなた、その状況と言ったらそうですねぇ、ひょんなことから大きな子供さんが何人もいるところに突然後妻さんに入って夫はどこか単身赴任? で、そこのお義母さまと子供達にご飯を作っている感じとでも。後妻さんに入ったことはないのであくまでも妄想ですけど、ちょっと不謹慎なたとえで失礼しました~。ま、そのうちそれなりに何とかなるでしょう、私が音(ね)をあげなければの話ですけれど。(>_<)
ちなみにうちのNにもケアホームが合うのかそれとも一人暮らしの方が?と毎回思うわけでありますが、う~ん、難題であります。前回はやはり少し人の気配が近くで感じられるケアホームに軍配(ぐんばい)でありましたが今夕はやはり一人暮らしに軍配。いろんな意味ですごく参考になりすごく有り難いかもであります。よ~し、来週の金曜日にはハンバーグでも作ってみましょうかね!
下の画像は2年ほど前の2月頃にギャラリーさくら道で作らせて頂いたお雛さま。あ、もとい、ほとんど作って頂いたお雛様。あっという間にそんな季節になりましたね。
ところで今日のタイトルの二種。たいした意味はないのですけれどちょっと目にとまったのでメモとして。どこかのブログで見かけた内容なのですけれど、「世の中には2種類の人がいる。パイを増やす人と分ける人だ」ですって。パイを増やす人は限られた資源しかないときにその資源全体を増やして一人ひとりの取り分を多くしようと発想する人。そして分ける人は今ある資源をいかに分けるかということに頑張る人たち。
たとえば飛行機が墜落して孤島に10人の人間が辿り着いても食糧が10人分も無い時、魚を釣ったり山に入って食べ物を探して全体の量を増やそうとする人。いろいろ新しいことを工夫したりまだあるだろう何かを探しまわったりする方向に動く、そんなことでかなりの問題も解決されることが多い。そして片や分けることにばかり集中してしまうとその組織全体が伸び悩んだり衰退したりしてしまうんだとか。だけど結局世の中にはどちらのタイプの人も絶対に必要なのだとかなんとかいう結論…ふ~ん、二種類の人たちねぇ。ちょっと面白い内容だと思いましたけど、ふと何もしないでパイを食べるだけの人も居られるかもだから三種類の人じゃないのん?と思った私はかなりの天の邪鬼(あまのじゃく)なのかもしれません。
2012年01月19日
祝布
先週の日曜日、Nが朝早くから陸上の練習に出かけたのもあって午後から私もひとりで神戸のさをり展まで。12月にも大阪であったのですけれど神戸は神戸でどんなだろうかと出かけたのだけれど、やはりメインは12月のそれだったのか人影もまばら。今回は商品だけを送って販売も委託にされてるところがほとんどでした。みんな12月に向けて一生懸命準備してその終了とともに燃え尽きたか?…状態でありました。いやいや、ものは言いよう、それはそれで何だかゆったりほっこりいい空間でもありました。
で、その翌々日の火曜日にたまたま12月の大阪のそれには行きそびれたので土曜日に神戸に行ってきましたとの知人からのメール。年賀状で見たようなNの織りのものを何か探してみたけれど何もなかったので残念でしたとの内容。(わざわざありがとうございました) 申し訳なかったですねとの返信にテーブルランナー用にいいのがあればと注文までして下さって。それで昨日、ケアの合い間にちょっとNの某所までひと走り。で、ちょうどそれに良さそうな布発見。画像1枚目のこれ、昨年の夏頃から見たことがあったのだけれど何だかちょっと非売品オーラが漂っていてそれを下さいとは言えなかったやつ。
けっこうあざやかな色遣いなのだけれど色彩も落ち着いていて画像より現物の方がかなり素敵。これ、テーブルランナーに使うといい感じです。6メートル近くあるので短くカットするのはもったいない気もしますが思い切って4分の1ずつに切ろうと思います。そしてその行き先は…その一枚目は先日のご注文の方に。2枚目はもっと以前からカバン用にいい布があったらとお聞きしていた知人の方のカバン用に。3枚目は3月に結婚されるNの幼馴染の友人へのプレゼント用に。(披露宴に招待までして下さっていて親子でびっくり!) そしてのこりの4枚目はもちろん私に。(笑) この1本でいろんな方が喜んで下さること、そのこと自体がまた嬉しくて。とてもよいおお祝の布になりました。(たぶん、手元にやってくる予定。これ下さいと言いおいて帰宅してまだ返事も聞けてないのだけれど…たぶん、だ、だいじょうぶ…もう行き先も決まってるし...うへー)
画像2枚目は昨日Nの某所のショーウインドウに飾られていた大きなバッグ。なんかインパクトありますねぇ。そのバッグのうしろにたまたまかかっていた画像3枚目の織りもおそらくNのやつ。最近、なかなかいいのを織り続けているNであります。
2012年01月11日
還暦
新しい年が明けて1月もはや11日。毎日いろいろ予定も入ってきてあれよあれよと日が暮れてゆきます。それでも今年も家族四人元気に動き始めています。 たまに電話もありますが昨年の10月あたりにちょっと顔をみただけの長男もなんとか生きていると思います、たぶん(>_<)
ついこのあいだから時々障害を持つ方の生活の場である、とあるケアホームに思いがけず出入りする機会がありまして。いろいろ今まで知らなかった部分も見せて頂けるしNがらみですごく参考にもなりますのでしばらくのあいだ夕方から数時間、週一のペースで通ってみることになりました。(もちろん私が、です)
ということで、ここのところ刺激的な毎日が続いているせいか夜になると台所の片付けもそこそこに連日バタンキューのgreenなのでございます。書き込みの無い日が続いているときは今頃走り回っているんだなぁと思し召し(おぼしめし)下さりませ。(笑)
ところで下の画像はちょっと大人なブルーグレーのパールのネックレス。最近は年齢的なこともあってそろそろ慶事より弔事の席に出向くことも多くなった私ですけれど、こういうのって1本あるとよろしいですね。実は先日実妹から電話があって、(もうかれこれ30年以上実母と同居してくれております)実家の義姉がこの1月で還暦を迎えることになりましてせっかくだから(私と)ふたりで何か記念になるものを贈らないかとの打診がありまして。
相談の結果、こんなんになりました。それにしても高給取り(自分比)の妹と半分半分ではちょっとね~(笑)。義姉もきっとよろこんでくれそうな気がします。でもでも、ということは…その歳になったら私にもどこかから素敵なものがやってくるのん? うはは、楽しみだなぁ~。