赤玉到来

2009年07月17日

記録

ドキドキッ! 久しぶりに変な緊張感。ちょいと午後のヘルプを終えてからふと思い立って市役所の情報公開課までひと走りしてきたのであります。今年の誕生日でNの手帳の更新やら3年ぶりの区分認定の更新やらがちょうど重なって廻(めぐ)ってきていてそろそろそれの準備も始めないといけなくて。

区分も手帳の更新もほぼ前回の資料がそのまま土台になるそうなので特別なことがなければそのまま更新されるだろうとの担当者のお話。それはそれで親としてベストは尽くそうとは思うのだけれど、それとは別にNに関する情報は出来るだけ記録として残しておきたいと思う私の思いもありまして...。

面談などで作成される個人的資料は基本的に親にでさえその場でコピーはして下さらなくて見たかったら情報公開課で受け付けておりますと聞いていたので思いきって3年前の審査の資料と主治医の診断書の公開をお願いしてきたのであります。

手続きで意外と面倒なのがNと私の関係の証明。住所が同じでも私の免許証を差し出してもNとおいちゃんの関係は即座にOKなのに私との親子関係の証明は無理。で、同じロビーの市民課で住民票を取り寄せたりして。

その待ち時間に情報公開を求めていると連絡を受けたNの担当者からあわてて「お、お母さん、もしかして何か勘違いされてませんか? 今回のは私が聞き取らせてもらってこれから審査に入るんですよ。」と電話が入る。

そうじゃないんですよね。何も面談に不足もないし、結果にクレームをつける訳でもない。ただただ私はNに関する情報の記録は出来るだけ手元にも保存しておきたいだけなのですよ。(正直、逆にそうしようと思わない人たちの気持ちがわからないぞ)

それでも何だか少々居心地の良くない公開課の机の上でしっかり書類に記入を済ませてやれやれなgreenなのでございます。市役所の帰り、ちょっと某所にも立ち寄って妙な緊張感をほぐすためにゆっくり短い糸を結んだりの手作業なんかもしながらクールダウン。

え? 私が記録にこだわるのはなぜかって? それは簡単。私の死ぬまでに残されてる時間はNのそれよりも間違いなく短いだろうし、死なないまでも認知症になって使い物にならないという可能性だって大いにあるかもしれないからね。

その時、誰がそばにいてくれるかは不明だけれどせめてNがどういう人間なのかの記録があれば役に立つのではないかの親ごころ。そのとき一番長く生活をともにしてきたであろう長男でさえ、Nのことがどこまでわかる? せめて誰が見てもわかる記録を残しておいてやりたいわけであります。

この気持ち、担当者の方にわかってもらえるかなぁ...。ということでもうすぐお世話になります担当者の方、そこんところ、どうかよろしくお願い申し上げます。すいません




2af72058.jpg





at 18:40│Comments(0)息子N 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
赤玉到来